昨年末に来日された柳楽フローランタン桜子氏(パリ島根県人会事務局)が、オープンしたばかりの彩雲堂本店に立ち寄られ、たまたま展示してあった牡丹の工芸菓子に非常に驚かれ、「是非とも牡丹祭りに展示させて欲しい」と要請されました。「現代の名工」にも選ばれた当社のベテラン職人・伊丹二夫(2010年6月退社)が快諾し、出品の話がまとまりました。
製作は休日を返上して行われ、完成までに約3ヶ月を要しました。工芸菓子は大変壊れやすいため、運搬にあたっては飛行機の機内に手荷物として持ち込む許可を特別にもらい、市役所の方にも手伝ってもらいながら会場に搬入しました。
工芸菓子の設置作業をしていると、現地のスタッフが大勢集まり、「これは本当にお菓子で出来ているの?」「信じられない!」と感嘆の声をあげたそうです。また、そのうちの数名に予備として持って行った工芸菓子の牡丹をあげると大変喜んでくれたそうです。
展示期間が終了した工芸菓子は、現地フランスの牡丹愛好家の方により大切に保管されるそうです。期間中に限らず末永くパリ市民の目を楽しませてくれることでしょう。 |