彩雲堂
代表銘菓 若草

曇るぞよ 雨降らぬうちに摘みてむ 栂尾山の春の若草

若草は松江藩七代藩主・松平不昧公の御歌に由来して命名された、松江の代表的な銘菓です。
茶人としても後世に名を残した不昧公が茶道の手引きとしてまとめあげた「茶事十二ヶ月」のなかで、若草は春の茶席の主菓子としてあげられていました。

しかし時の流れと共にその伝統の技術は途絶え、製法がわからなくなっていました。
明治中期、彩雲堂の初代・善右衛門が古老や茶人の言い伝えをもとに研究を重ね、「不昧公好み」である若草を蘇らせたと伝えられています。

彩雲堂の若草 三つのこだわり

若草第一は「素材」。
奥出雲・仁多地方で取れる最良のもち米を使用しています。若草の求肥の弾力、歯切れの良さは、コシが強い寒冷地の米ならではのものです。

第二は「製法」。
製粉工場で大量生産した求肥粉は使わず、自社工場の石臼で水挽きしたものを使用します。これにより粉の粒子の大きさにばらつきができ、柔らかな舌触りの中に独特の粘りと風味が出るのです。

第三は「手作り」。
切り分けた求肥にそぼろをまぶす作業は、ひとつひとつ手作業で行われます。季節によって微妙な変化をつけ、ふんわりと仕上げる職人の技に支えられています。

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